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土つくり < 植えつけ < 水やり < せん定 < 肥料やり < 病気と害虫

水やりの基本
水やりは植えつけ場所の排水性に左右されますので、どれほどの量が適切か見極めが困難です。1週間に25mmほどの水やりが標準とされていますが、厳密なものではありません。バラの生育状態を観察しながら増減をくり返して、適切な水量を見つけるようにしてください。
バラの育成にとっては、根が30cmから45cmの深さに達しているのがよい状態です。判断がむずかしく、定量的に記述するにはかえって危険かもしれませんが、水分が土中深さ30cmから45cmに達し、根がその水を求めて伸びるよう促すような水やりが基本とされています。
少ない水量を頻繁に施すよりは、回数を少なくして、たっぷりと水やりするほうがバラの育成には向いています。

冬季の水やり
①冬季にも水やりは必要
厳冬季にはバラは休眠状態にありますが、根が乾燥すると枝上部から枯れこみが始まり、株自体が枯れてしまうこともあります。
休眠期でも週に1,2度の水やりが必要です。

②凍結させてはいけない
凍結させてはいけません。おだやかな日よりの午前中などに水やりをして夕暮れまでに水気をきり、夜間の凍結を避けてください。

真夏夕方の水やり
①カンカン照り下の水やりは危険
盛夏、直射日光が当たる時間帯での水やりは、関東南部以西の地域の場合はできれば避けて下さい。鉢温度が上昇し、時に50度Cを超えることがあり、根に著しい障害を与える可能性があります。

②夕方の水やりに注意
真夏夕方の水やりは、高温を避ける意味で、おすすめしたい方法ですが、注意が必要です。
葉水をやると温度が下がりバラも一息つくことでしょうが、夜間まで葉に水分が残ると黒点病の発生率が高くなります。
葉水をやる場合は、日暮れまでには乾燥する見込みが立つときに行なってください。

水やりシステム
じょろやホース・ノズルを使っての水やりは、園芸の楽しみのひとつです。夕暮れに水やりを済ませると、闇の訪れとともに眠りに落ちてゆく植物たちの感謝のつぶやきが聞こえてくるようで、爽快な気分を味わうことができます。
しかし、バラの栽培に熱中し、株数も増加してくると水やり、とくに真夏の水やりは負担が大きくなります。
そんな場合は、ソーカー・ホースや、ドリッピング・システムと水やりタイマーを併用した水やりシステムの採用を検討してみたらいかがでしょうか。
システムの採用に当っては、庭のつくり、植裁を配慮した設計が必要となりますので、慎重な事前検討が必要です。しかし、導入効果も高いので、最初は導入の比較的容易なソーカー・ホースの使用から開始し、効果を確かめながら適用範囲を順次広げるといののが安心できる導入方法ではないでしょうか。


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