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土つくり < 植えつけ < 水やり < せん定 < 肥料やり < 病気と害虫

せん定の基本
せん定は咲き終った枝(Dead)、病気の枝(Diseased)および何らかのダメージをこうむって痛んだ枝、細い枝(Damaged)を切り落とし、健全な新芽の発生を促すために行ないます。(Dead、Diseased、Damagedの頭文字をとって3Dの原則と呼ばれています)

Pruning中心部に枝が交差している場合は、内向きの枝を落とすなどして、中心部の風通しと日射を改善することも必要です。
バラは新芽の先につぼみをつけます。ハイブリッド・ティー、フロリバンダあるいはミニ・バラなど、四季咲きと呼ばれる頻繁な返り咲き品種は、せん定によって新芽の発生を促してはじめて、その旺盛な返り咲きの性質を生かすことができるのです。
せん定箇所は健常な葉柄の5mmほど上部。新芽の方向に向けて45度ほど傾斜させます。

せん定用具
せん定には、せん定はさみ(片手用および両手用)、せん定のこぎりを用います。
切断面の繊維が潰れたりすると、そこから細菌、ウィルスなどが侵入しやすくなります。切断面がスムースになるよう切れ味の鋭いせん定用具を使用することをお奨めします。
Anvil Typeと呼ばれる先がえん曲したせん定はさみは、鋭い切れ味を究極まで求めた結果生み出されたものです。
このタイプは、上刃(切り刃)の方が下刃(受け刃)よりも長くなっています。切断の際には切り刃が受け刃よりも多く動き、鋭い切断をすることができます。切り刃を包丁、受け刃をまな板としてイメージすると分かりやすいと思います。まな板の上で、包丁を押し切りするより、引き切りする方がよく切れます。包丁を引く(多く動かす)ことにより、刃の角度がより鋭角になるように働き、鋭い切れ味を得ることができるのです。

育成せん定の時期と方法
ハイブリッド・ティー、フロリバンダあるいはミニ・バラなどの四季咲き品種は、花柄をせん定により、花芽の発生を促します。
このせん定とは別に、株の育成のために行うせん定があります。
この育成のためのせん定時期と方法は、ハイブリッド・ティーやフロリバンダのように頻繁に返り咲く品種。イングリッシュ・ローズ、返り咲きするオールド・ガーデン・ローズ、モダン・シュラブ・ローズなどの返り咲き種。一季咲きクライマー、一季咲きオールド・ガーデン・ローズ、ランブラーなど一季咲きの品種によりその時期と方法が異なります。
次の表のようにまとめてみました。

品種時期方法
ハイブリッド・ティー
フロリバンダ
ポリアンサ
ミニチュア
初冬 古い枝、細い枝を接ぎ木近くの根元からせん定し、新しい丈夫な枝のみを3本以上残す。
ハイブリッド・ティーの場合、残した枝が地上30cmから50cmの高さになるよう切り戻す。フロリバンダは枝を多少長めに残してもよい。
葉はすべて落とす。
盛夏に高温が続く地域では、古い枝を落としたり、花後の枝を多少深めに切り戻すなど、夏のせん定を行なうと秋口の開花によい結果がでることが多い。
イングリッシュ・ローズ
返り咲きオールド・ローズ
シュラブ・ローズ
返り咲きクライマー
初冬 見苦しい古い枝、細い枝を根元からせん定する。
細い枝を落とすなど、株の姿を調整する程度のせん定とし、ハイブリッド・ティーやフロリバンダのような、強い切り戻しは行なわない。
翌春、新枝に花芽がつくので、新枝を中心にすえた株の姿の調整を行なう。
葉はすべて落とす。
一季咲きオールド・G・ローズ
一季咲きクライマー
ランブラー
初夏
花後
枯れ枝、ダメージを受けた枝をせん定する。
細い枝を落とすなど、株の姿を調整する程度のせん定とし、あまり強い切り戻しは行なわない。
翌春、新枝に花芽がつくので、新枝が初冬の休眠時期まで順調に生育するよう、注意を払う。
葉は落とさない。

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